なんかいい感じでしょう?
この日はご家族総出でりんごのお世話をしていました。
先代が植えた りんごの木が一本だけ、太い幹とともに枝を支えられながら大切に残されていました..
今でも20箱はとれる元気な木なのだそうです。
帰りがけに圃場の片隅で見つけた
「さんたろう」という品種
耳慣れない品種ですが、ほどよい酸味があるから
「さんたろう」らしいです。笑
大玉で、ものすごく色が鮮やかで、これでもまだ生育途中!! なのだそうです。道の駅の産直にも並ぶ予定らしいですよ〜♪。
十分な甘さと酸味を持ち堅すぎない、ほどよい食感が楽しめるのが特徴です。
酸っぱいのが好きな人もそうでない人も
これ「食べてみたい」と思いませんか?
期待値 膨らみますね〜 |
今日は、川崎町薄衣でりんご、くだもの、野菜を生産している菅原敬治さん、恭子さんと、そのご家族の皆さんをご紹介致します。
この日は、台風が通り過ぎた気持ちの良い快晴で、少し暑く感じられましたが、家族総出でリンゴのお世話をしていました。
そして恭子さんの代わりに敬治さんに圃場の案内と、かわさきのりんご栽培の成り立ちを含めて、いろいろ教えて頂きました。
菅原さんのりんご栽培は、半世紀前、先代つまり敬治さんのお父さんが、りんご栽培に取り組まれたのが始まりだそうです。
そして当時、遠野からいらっしゃった山蔭さん(昨年度、生産者の声で登場して頂きました)のお父さんが指導員となり、川崎のりんご栽培に尽力されたのだそうで、わい化栽培(枝ぶりを低く手入れや収穫をしやすくする技術)にいち早く取り組み、作業効率や生産性をあげる手法を積極的に取り入れ現在に至るのだそうで、その説明には、先駆者を敬いそして感謝の気持ちが感じられました。
また、リンゴには同じリンゴの木に「枝変わり」という突然変異が起こることがよくあるそうで、その特徴を生かした品種改良が日々行われ、早生品種、味、香りなど多種多様なりんごが生産されるようになっているのだそうです。
(この日も「マル秘」の新品種を教えて頂きましたが、企業秘密とのことで、今はナイショとさせて頂きます。)
もちろん、その土地、気候に合わせた品種を選ぶことも重要で、それが菅原さんのりんご栽培の特徴になっているのだと思いました。
この取材直前の15日から16日かけて岩手に接近した台風の影響はどうでしたかと訊いたところ、うまくそれて、落果被害もそれほどではないとのことで安堵しておられました。 それでも風で表面に傷が付いてしまうこともあるそうで、鳥獣による食害もふくめていろいろ大変ですが、今年の夏は、天候不純な時期もありましたが昨年度よりははるかに出来が良くて大玉の美味しいりんごが楽しめますよとおっしゃっていました。
菅原さんは、リンゴだけではなく和ナシ、洋ナシ(ラフランス)カボチャ、枝豆と ほかにもいろいろ産直で販売しているそうで 人気の 「あきづき」という品種のナシはおすすめらしいです。
敬治さんが説明する傍らでは、恭子さんが、「りんごの栽培はほんと大変なんですよ」と言いながらも手を休めることなく淡々と、「りんご」の世話をしていましたが、その身のこなしがてきぱきとしています。お歳も内緒で教えて頂きましたが同世代の方と比べて明らかにハリと「つや」のあるお顔が印象的でした。標高差50mの傾斜地で身体を動かすことや、もしかすると「りんご」にその秘密や効果があるのかも知れませんね。
ご自宅に近い、いつも目にする圃場の一画には一本だけ大切に残された、「先代が残した始まりのりんごの樹」は、わい化栽培されていない「りんご」の本来の幹の高さと枝を持ち、数種類のりんごが接ぎ木され、今でも20箱以上収穫できる元気のある樹なのだそうです。この「りんごの樹」とともに菅原敬治さん恭子さんそしてご家族でお世話をした「りんご」は、南斜面の太陽の光を存分に浴びた艶のある健康的な「りんご」でした。
今なら道の駅かわさきの産直で手に入ります。
きっとお肌と美容にそしてなにより、お日様のエネルギーが詰まっていて、
元気をもらえますよ〜
STAFF (:-p) 2013/10/01
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